Foorinレコ大受賞!時間制限で会場離れるも…乃木坂、AKBら優秀作品賞者が踊って祝福

[ 2019年12月30日 22:22 ]

日本レコード大賞受賞のFoorin不在の中で「パプリカ」が流れ会場一体となる(撮影・小海途 良幹)
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 第61回日本レコード大賞(主催日本作曲家協会)の最終審査会が30日、東京・初台の新国立劇場で開かれ、大賞は米津玄師(28)が作詞、作曲、プロデュースしたFoorinの「パプリカ」に輝いた。Foorinは小学3年~中学1年の5人組で平均年齢約11・2歳。史上最年少での戴冠で、ちせ(9)、りりこ(10)、もえの(11)の3人にとっては史上初の小学生受賞となった。

 発表の瞬間、15歳以下はテレビに生出演できない午後9時を50分以上も過ぎていたため、所属レコード会社のソニー・ミュージック関係者が受賞盾などを受けた。アーティスト不在での受賞セレモニーは1994年のMr.Children(曲はinnocentworld)以来で25年ぶり。

 司会を務めるTBSの安住紳一郎アナウンサー(46)が「小学生、中学生のFoorinはすでに会場を離れています」と伝えてから、メインボーカルのもえのと電話と繋いだ。家で大賞を知ったもえのは「ありがとうございます。凄い嬉しいです」と涙声に。「本当にみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。(メンバーの)みんなも見てくれていると思う。本当に嬉しいです」と喜んだ。

 番組では19時55分にパフォーマンスを披露。歌唱前にMCのTBS安住紳一郎アナウンサー(46)が「今年は学校で大変なことになったんじゃないですか?」と質問。メインボーカルで中1のひゅうが(13)は「学校で歌ってくれって言われますし、みんなが歌ってくれるんですよ。学校の学芸発表会で吹奏楽部の演奏で全校生徒が大合唱してくれて嬉しかった」とコメント。メインボーカルのもえのは手話を交えて「凄く嬉しいです。ありがとうございます。精一杯のパフォーマンスを届けたいです。頑張ります。よろしくお願いします」と誓った。

 大賞決定後、21時55分頃にVTRでFoorinのパフォーマンスが放送されると、会場にいた優秀作品賞を受賞した乃木坂46やAKB48、欅坂46、DA PUMPのメンバーたちが「パプリカ」の振り付けを披露する場面も。温かい雰囲気で会場を離れたFoorinを祝福した。

 安住アナが「会場で優秀賞のお兄さんお姉さんが一生懸命おどってくれましたよ!」と伝えると、もえのは電話越しに「ありがとうございます!」と感謝した。

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