八代英輝氏 三菱電機・教育主任の自殺教唆容疑に「実際に起訴されるかがポイント」

[ 2019年12月9日 11:53 ]

八代英輝弁護士
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 弁護士の八代英輝氏(55)が9日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月~金曜前10・25)に出演。三菱電機の新入社員だった20代の男性が今年8月に自殺し、兵庫県警三田署が自殺教唆容疑で教育主任だった30代の男性社員を書類送検していたことに言及した。

 男性は教育主任から日常的に暴言を受けていたとの証言もあり、県警が事情聴取していた。神戸地検は、刑事責任の有無を慎重に判断するとみられる。三菱電機などによると、男性は技術職として4月に入社。7月にシステム開発などを担う生産技術センターに配属され教育主任の指導を受けていたが、社内向けの発表会の準備を進めていた8月下旬に自殺した。現場に職場の人間関係に言及したメモが残されていた。教育主任から「死ね」という趣旨の暴言があったと記されていた。教育主任は社内調査に「死ねとは言っていないが、似たような言葉を言ったかもしれない」と説明している。

 八代氏は「これ(自殺教唆)は自殺を考えてない人に対して“死ね”っていう言葉を繰り返し言ったりすることで自殺を決意させる、結局死ぬ人は自分の自由な意思で自殺を試みるっていうことが要件なんですが、こういった労務管理の世界でパワーハラスメントが自殺教唆と認定されるケースというのは非常に珍しいと思う」と指摘。その上で「現在、書類送検ですけど、この後実際に起訴されることになるのかどうかってところが1つポイントだと思います。もし“死ね”という言葉を言ってなくてパワーハラスメントにとどまるとしたら、それがどういうふうに自殺につながるのかって部分は立証していかなければならない」と言い、「いずれにしても時代もあるのかもしれませんが、今そうやって部下を追い込み成果を上げさせるっていう社風はもう通用しない」と話した。

 MCを務めるタレントの恵俊彰(54)は厳しい表情で「こういうことが続かないような働く現場であってほしい」と話した。

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