下村博文氏 改めて否定「個人的な決定権あるはずもない」英語民間試験導入 「朝生」田原氏“誤発言”

[ 2019年12月7日 17:40 ]

下村博文衆議院議員
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 テレビ朝日の看板討論番組「朝まで生テレビ!」(毎月最終金曜深夜1・25)は6日、11月29日深夜の放送で司会のジャーナリスト・田原総一朗氏(85)が「ベネッセが自民党の下村博文衆議院議員に二千数百万円の献金をしている」という趣旨の発言をしたが、そのような献金はなかったと、番組公式サイトと公式ツイッターで訂正し、謝罪した。

 元文科相の下村氏も6日、自身のフェイスブックで「今回の英語民間試験導入に際し、先日より説明している通り、そもそも個人的な決定権もあるはずもなく、しかも正式に民間試験導入が決まった時期は、大臣の職から離れた後のことです。また民間業者との何らかの関係によって、業者の選定等に関与することは一切ありませんので、ここで改めて否定をさせていただきます」とコメント。「今回の件で様々な報道がされていますが、私は志を見失わず、日本の将来のことを考え今後も教育改革に向けて精進していく所存です」とした。

 「朝生」は「訂正とお詫び」と題し「先月29日の放送で田原総一朗氏が『ベネッセが自民党の下村博文衆議院議員に二千数百万円の献金をしている』という趣旨の発言をしました。しかし、ベネッセから下村議員へのそのような献金はありませんでした。訂正するとともにベネッセならびに下村議員、視聴者の皆様にお詫びいたします」とした。

 11月29日のテーマは「激論!安倍長期政権の功罪」。番組中、大学入学共通テストで導入されることが白紙になった英語民間検定試験についての議論の中で田原氏が発言。田原氏は自身のツイッターで、番組公式ツイッターの「訂正とお詫び」をリツイートしている。

 6日夕、テレ朝「スーパーJチャンネル」(月~金曜後4・50)内でも、訂正放送と謝罪があった。

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