沢尻エリカ容疑者、自宅にLSD 警視庁、染みた紙片押収 所持認める

[ 2019年12月6日 07:30 ]

沢尻エリカ容疑者
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 合成麻薬MDMAを所持したとして麻薬取締法違反の疑いで女優沢尻エリカ容疑者(33)が逮捕された事件で、警視庁組織犯罪対策5課が自宅から合成麻薬LSDを押収していたことが6日、捜査関係者への取材で分かった。「これまでに大麻やLSD、コカインも使った」と供述しており、同課は複数の違法薬物を所持したとみて捜査を進める。

 東京地検は勾留期限の6日に刑事処分を決める予定。

 捜査関係者によると、自宅で見つかったのは、LSDを染み込ませた紙片。沢尻容疑者は所持を認めているという。組対5課は、MDMAを共に所持したとして、11月26日に同法違反の疑いで逮捕した元交際相手のファッションデザイナー横川直樹容疑者(38)が関与しているとみて、入手ルートを調べている。

 組対5課は11月16日朝、沢尻容疑者が東京都渋谷区のクラブから帰宅すると同時に自宅の捜索を始め、紙片を発見。鑑定の結果、LSDと判明した。MDMAを含む粉末が入ったカプセル2錠も押収している。ただ、沢尻容疑者の尿鑑定で、MDMAやLSDなどの成分は検出されていない。

 「アシッド」とも呼ばれるLSDは強烈な幻覚作用があり、乱用すると精神障害を起こすことがある。錠剤やカプセル、染み込ませた紙片が出回っているという。

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2019年12月6日のニュース