安住アナ、フジテレビに恨み節!?「私を採ればよかったのに」 入社試験で“落とされた”過去告白

[ 2019年12月2日 22:26 ]

TBSの安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナ(46)が1日、BSデジタル20周年と4K開始1年を記念した特別番組「鶴瓶&安住の放送局漫遊記」に生出演。二十数年前、フジテレビにアナウンサー試験で落とされたことを告白、「私を採ればよかったのに…」と恨み節も飛び出した。共演の落語家、笑福亭鶴瓶(67)には「根に持っとるな」とツッコまれていた。

 特別番組は8時間生放送で、鶴瓶&安住アナの2人がBS5局の看板番組を練り歩くという趣向。最初に訪れた先がフジだった。お台場の社屋前から生中継をスタートし、安住アナは「お台場に来たのは初めて」と感慨深げに話し、学生時代のエピソードを振り返った。

 「私、(就職試験で)フジも受験しました。当時は(お台場ではなく)河田町だった」と話し、入社試験で当時の人事部に「落とされたんです」と告白。そして「心ザワザワしてる」と漏らすと、鶴瓶は「ホンマに恨みあるな、根に持っとるんやな」と呆れたように返した。

 その後、2人は「プライムニュース」のスタジオへ。、初対面だった同番組の反町理キャスター(55)は、冒頭の安住発言を受けて「うちの人事部が大変なご無礼を」と頭を下げた。

 安住アナの説明によると、当時のフジの人事部長から自宅の留守電に連絡があり、「今晩中に連絡がほしい」とメッセージが残されていた。だが、メッセージを聞いたのは夜10時ごろ。「ほかの放送局を受けて、受験生仲間と居酒屋で反省会をやってから帰った」という安住アナは「社会人がそんな時間まで働いていると知らなかった」「遅い時間に電話したら、かえって失礼だろう」と考え、翌朝一番で電話したところ、人事部長は「きのう夜まで待っていたが、電話がなかったので、うちの人事で決済してしまった。諦めてくれ」と断られたという。

 わだかまりを残した安住アナはその年、フジに入社した同期アナ4人の実名をあげ、「失敗しろと思っていた」との心境を吐露、「私採ればよかったんじゃないですか」ともつぶやいた。鶴瓶は「たけしさんと仕事してから毒吐くね」と評した。

 スタジオに来ていたBSフジの亀山千広社長(63)は「どっちが悪いのか…」とぼやくことしきり。当時の人事部長には電話出演を打診したそうだが「それだけは勘弁してほしい」と固辞、「その節は大変ご無礼したと申してます」と安住アナに謝罪の言葉を伝えた。

 鶴瓶は「向こうもビックリしてるわ。もう辞めてるんだから、止めてや。俺と同い年やで」と仲裁、安住アナも「もう25年前のこと。私の話、合ってましたね」と笑顔で応じていた。

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