鈴木亜美、幼少期の極貧生活を明かす 友達の紐付きスニーカーに「よだれが出るくらい…」

[ 2019年12月2日 18:28 ]

歌手の鈴木亜美
Photo By スポニチ

 歌手の鈴木亜美(37)が1日放送の日本テレビ系「誰だって波瀾爆笑」(日曜前9・55)に出演。幼少時代の極貧エピソードを明かした。

 若くして結婚した父は転職を繰り返し、一家5人、貧しい生活だったという。「お風呂のお湯は3日間絶対にかえない」、「その後、お湯は洗濯物に使う」「夜ご飯は冷めているのが当たり前」「キャベツ、モヤシいっぱい、豚バラが何枚か入っているくらいの炒め物、ご飯茶碗1杯と、薄めな味噌汁が基本」と次々に鈴木家ルールを明かした。

 「子供の時は、お母さんって凄い小食だなって。ご飯も一口入れたら終わりくらいの量しか食べなくて。おかずが無くなるのを待って、最後に残ったのをちょっと食べるくらいなので、太らなくて良いななんて思っていて」と回顧。「今考えたら、うちら(子供3人)が食べられるように、自分は残り物で良いんだっていう」と、母の愛情溢れるやりくりを語った。

 衣服は母のお手製の手編みセーター。「結構、ダボダボに作って、何年も長く着られるようにしていた」とし、他に「近所の方とか、おばあちゃんのお下がりは当たり前」「紐付きスニーカーを履いたことがなく、友達が履いているとよだれが出るくらいうらやましかった」と過去を振り返った。

 転機が訪れたのは15歳の冬。友達に誘われ、人気テレビ番組の歌手オーディションに応募。履歴書から異端ぷりをみせた。「全身写真が無かったので、教室で椅子の上に乗っかって(Wピースで)イエーイって撮ってもらって」と、インスタントカメラで撮影したことを明かし、続けて「スピード写真に出して、それを切ったものを履歴書に張って、オーディション会場に向かった」と、当時のエピソードを話した。

 オーディションから5カ月後、16歳でCDデビュー。デビューシングルは約30万枚のセールス、ファーストアルバムは180万枚の大ヒット、初コンサートのチケットは発売開始から3分で完売するなど、“アミーゴ旋風”を巻き起こし、平成のスーパーアイドルとなった。

続きを表示

2019年12月2日のニュース