伊集院光、侍J稲葉監督の選手起用に「勇気がいる」 チーム支えた職人タイプの2選手にも称賛

[ 2019年11月19日 13:24 ]

タレントの伊集院光
Photo By スポニチ

 タレントの伊集院光(52)が18日、TBSラジオ「伊集院光とらじおと」(月~木曜前8・30)に生出演。17日に行われた「プレミア12」決勝で大会連覇を狙う韓国を撃破し、同大会初優勝を果たした侍ジャパンについて語った。

 この日、番組では冒頭から「プレミア12」での侍ジャパン優勝についてトークを展開。野球好きとして知られる伊集院は「ハラハラする試合で、初回に韓国代表に3点取られて、なんとか逆転して。1点差を守って、守って、終盤、もう1点追加してなんとか、みたいな試合だった」と興奮気味に振り返った。

 続けて、日本を頂点へ導いた侍ジャパンの稲葉篤紀監督(47)の選手起用が話題へ。「考えに考えたんだろうけど、まず、一躍有名になった、足のスペシャリストである周東選手」と球界屈指の俊足を買われて侍ジャパンに初選出された周東佑京外野手(23=ソフトバンク)を挙げた。「この人は、ホームランを打つバッターでも、もっと言えばヒットをたくさん打つ人でもなくて。大チャンスの時に、ピンチランナーで出てきて、必ず盗塁を決める」と説明し「これを日本代表に選ぶのって勇気いるのよ。(ベンチ入りの選手は)限られた人数だから」と語った。

 また、投手陣では巨人から選ばれた大竹寛投手(36)について力説。「このピッチャーは、成績的には今年もそんな派手にいいわけじゃない。安定してるピッチャーなんだけど。シュートっていう変化球を得意にしてて。実は、アメリカにはこのシュートを得意にしてるピッチャーがあんまりいない。だから、ここぞっていうときに、シュートを投げるためのピッチャー」と話した。

 その上で伊集院は「こういう選手を入れるのって、『他にこういうスター選手いるだろう』みたいになるので、まぁ勇気がいる」と職人タイプの選手を代表に入れることは難しいと持論を展開。そんな中、巧みに選手起用を行い10年ぶりの国際大会タイトルとなった侍ジャパン。「この選手を使うんだ。あえてスタープレーヤーではなくて、2つのポジションを守れる人をたくさん呼ぶことで限られた人数の中で、こうやり繰りしようっていうのをやっていた。凄かった、凄かった」と稲葉監督の采配に感心しきっていた。

続きを表示

2019年11月19日のニュース