羽生九段 タイトル通算100期はお預け 王位戦挑戦者決定戦で木村九段に敗れる

[ 2019年6月6日 20:17 ]

王位戦の挑戦者決定戦で勝利し、3年ぶり王位挑戦を決めた木村一基九段(左)と敗れた羽生善治九段
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 将棋の羽生善治九段(48)が6日、東京都渋谷区の将棋会館で指された第60期王位戦挑戦者決定戦で木村一基九段(45)に136手で敗れ、昨年末に無冠となってから初のタイトル挑戦をあと一歩で逃した。羽生は通算タイトル獲得数を歴代最多の99期としており、前人未踏の通算100期への挑戦はお預けとなった。

 羽生は4日の同棋戦白組プレーオフで永瀬拓矢叡王(26)に勝ち、歴代単独最多の通算1434勝を達成。同日の紅組プレーオフに勝利した木村と、わずか中1日で豊島将之王位(29=3冠)への挑戦権をかけて対局した。終盤の劣勢をいったんは互角に戻したものの、逆転を果たせなかった羽生は「終盤難しくなったとは思ったけど、正しい手が見えなかった」と振り返った。これで羽生が今年挑戦できるタイトルは、本戦トーナメントの8強に進んでいる王座戦のみとなった。

 受けの技術に定評があり、解説では軽妙なトークでファンも多い木村のタイトル挑戦は、16年の王位戦以来3年ぶり7度目。悲願の初タイトル獲得へ「若い人ばかりがタイトルを持っているので、思い切りぶつかっていきたい」と決意を示した。

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