松山ケンイチ 早乙女太一と堺雅人に「ムラムラした 男なんですけど…」

[ 2019年5月15日 19:26 ]

「プロメア」の完成披露舞台あいさつに出席した(左から)早乙女太一、松山ケンイチ、堺雅人
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 俳優の松山ケンイチ(34)らが15日、都内で開かれた完全オリジナル劇場アニメーション映画「プロメア」(24日公開、監督今石洋之)の完成披露舞台あいさつに出席した。松山は主人公で消防隊「バーニングレスキュー」に所属する“燃える火消し魂”を持つ新人隊員ガロ・ティモスの声優に挑戦。ガロの宿敵となるリオ役の早乙女太一(27)とガロの上司・クレイ役の堺雅人(45)とともに約1年前に「全力疾走で」収録したアフレコ現場の様子について語った。

 松山は早乙女とは何度か共演経験があるというが、堺とは初共演。「けっこうすごいシーンで。最終的には3人で7歳の子どもに返ったような気持ちで必殺技を言い合っていた」とネタバレにならないよう、慎重に言葉を選んで紹介。堺は「松山さんのこの全力な感じに現場ですごく助けられました。休憩になって(松山が)すぐに弁当食べたんです。どうしたの?と聞いたら、腹減っちゃってって、言って。この人についていこうと思いました」と笑った。「なんか負けて。なんか食わないとやっていけないですよね」と松山が言うと、「その発想がいいんだよ」と堺が絶賛した。

 早乙女は「収録はめちゃくちゃ楽しかったです。松山さんは本当にガロのような真っすぐな熱さで」。最初に現場入りして、あいさつを交わした後、「印が出たらしゃべってください。まずは軽くやりましょうということになっていたんですが…。一発目からガーッとやりだして。全然印見ていないんですよ」を笑いつつも、「最初から全力だったのことに感銘を受けた」と話した。

 完成作を見て松山は「太一くん、色気があるんですよね。男なんですけどムラムラするんです」と告白。早乙女は思わず「気持ち悪い」とつぶやき、堺は「グッとくるとかいえばいいじゃない」とツッコんだ。すると、松山は「堺さんは堺さんで二面性があるところにムラムラする」とし、「それを消すかのように叫んでいた」と明かし、会場を沸かせた。

 オリジナル映画は初めて手掛けたという今石監督は「足掛け5年か6年、もうできないかと思っていましたが、皆さまのおかげでようやく完成しました」と感無量。松山も「まず驚いたのは色ですね。そういう表現が今までみたいことない炎だったり、水だったりしたので、すごく引き込まれた」と話すと「通常の3倍手間が掛かっている」と明かした。脚本を手掛けた「劇団☆新感線」の座付き作家である中島かずき氏は、キャストについては、ほぼ第一希望のメンバーが揃い「ひゃっほーという感じだった」と独特の表現で喜びを語った。主題歌を担当するのはSuperfly。劇場版アニメの主題歌は初挑戦となる。

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2019年5月15日のニュース