吉岡里帆 盲目の元警察官役 サスペンス映画初主演に「闘い抜いた!」

[ 2019年4月25日 07:00 ]

映画「見えない目撃者」に主演する吉岡里帆(C)2019「見えない目撃者」フィルムパートナーズ(C)MoonWatcher and N.E.W.
Photo By 提供写真

 女優の吉岡里帆(26)が、3年ぶりの単独主演となる映画「見えない目撃者」(9月20日公開、監督森淳一)で、盲目の元警察官という難役に挑戦する。

 2011年に韓国で公開された映画「ブラインド」が原作で、交通事故の現場で車内に女子高生が拉致されていることを感じ取った主人公が、事件解決に向けて奔走する物語。初めてサスペンス映画に主演する吉岡は、自らの過失により弟を事故死させてしまい、視力を失って警察官人生も絶たれた女性を演じる。

 今年1月にクランクイン。3カ月間かけて現役の女性警察官や、盲目の女性から話を聞いて入念な役作りを行った。演じる上での注意点は多く「今まで演じてきた人物の中でも群を抜いて難しい役でした。平成最後に闘い抜いた作品です!」と胸を張った。

 犯人との格闘シーンにも挑戦。「視界が闇に包まれている中でのアクションやサスペンス要素は想像以上にゾクッとする瞬間が多く、相棒を組む盲導犬が一筋の光でした」と振り返った。

 これまで、明るく真っすぐなヒロインを演じることが多かった吉岡が、交通事故で家族と夢を失った暗い過去を持つ女性になりきった。警察学校時代のシーンでは髪を15センチ切ってショートカット姿も披露するなど、これまでに見たことのない吉岡里帆が、スクリーンで躍動する。

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2019年4月25日のニュース