テレ東社長 視聴率上向きに「春爛漫」 世界卓球中継が好調

[ 2019年4月25日 15:53 ]

 テレビ東京の小孫茂社長(67)が25日、東京・六本木の同局で定例会見を行い、4月クールの視聴率動向について「春爛漫」と前向きであることを明かした。

 同局の4月クール(21日第3週まで)の視聴率は全日2・4%、ゴールデン(午後7時~同10時)5・7%、プライム(午後7時~同11時)5・2%となっている(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。小孫社長は「ようやくなんとなく、春爛漫というか、少しずつではありますが、明るさが見えてきた」と分析。その大きな要因として、ハンガリーで開催中の世界卓球中継の高視聴率があるとし、「日本選手の頑張りもあり、いい視聴率をいただいている。卓球とテレビ東京との付き合いは本当になごうございます。最初の頃は苦労をして中継を続けてきましたが、日本選手が男女問わず、頑張り、実力が上がって、視聴者の関心も高まって、オリンピックに向けてさらに盛り上げていきたい。最終日までフルに中継を続けたい。日本選手の頑張りに期待するとともに、どうぞ楽しんでいただきたい。こういう話ができるのも久しぶり。ようやく春だなと」と前向きにコメントした。

 4月クールについても「少しずつ手ごたえが出てきました。4月改編の成果が少しずつですが、出てきていると感じております」と充実感をのぞかせた。

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2019年4月25日のニュース