史上最年少プロの仲邑菫初段 4.22公式戦デビュー 16歳の大森初段と対局

[ 2019年4月8日 17:01 ]

仲邑菫初段
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 囲碁の日本棋院は8日、史上最年少でプロとなった仲邑菫初段(10)の公式戦デビューが決まったと発表した。大阪市の日本棋院関西総本部で22日に行われる第29期竜星戦予選で、同じく4月にプロ入りした大森らん初段(16)と対局する。

 仲邑初段は、史上最年少の10歳1カ月での初対局となる。これまでの記録は、藤沢里菜女流本因坊(20)の11歳8カ月。対局は持ち時間各1時間の早碁で打たれる。

 仲邑初段は、日本棋院が世界で戦える棋士を育成するために新設した「英才枠」でプロ入りし、注目を集めている。これまで井山裕太5冠(29)や韓国の崔精九段(22)ら、国内外のトッププロと記念対局を行ってきた。

 大森初段は昨年度の関西総本部院生リーグで総合3位となり、同じく新設された女流特別採用推薦棋士としてプロ入りした。3月末に開催された同棋院の新入段者発表会見では、仲邑初段と親しく談笑する姿も見せていた。

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2019年4月8日のニュース