豪華ゲスト続々…NHK4・29特番 紅白平成30年分プレーバック!

[ 2019年4月8日 05:00 ]

NHK「平成紅白歌合戦」に出演する松田聖子
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 NHKが平成に開催された30回の紅白歌合戦を振り返る「総決算! 平成紅白歌合戦」(後7・30)を29日に放送する。2部構成で第1部では嵐の櫻井翔(37)が司会を担当。北島三郎(82)、松田聖子(57)、嵐がスタジオで名場面を振り返る。視聴者のリクエストも受け付ける。

 平成30年間の紅白は変化に富んでいた。89年には、同年6月に亡くなった美空ひばりさんの追悼コーナーを設け、初めてステージ上のスクリーンに映像を流した。84年まで毎年80%前後を記録した視聴率が88年には53・9%まで降下。視聴率低下に歯止めをかけるため、演出に工夫が凝らされた。

 90年には中継での出演を実施。長渕剛(62)がベルリンから約17分、計3曲を熱唱。これは出演時間の歴代最長記録で、現在も破られていない。同年にビルの屋上でバスタブに入りながら歌唱した宮沢りえ(46)や、白い液体の入ったコンドームを首から下げて歌った本木雅弘(53)ら、人気アイドルによる奇抜な演出も特徴になった。

 それまで辞退していたロックやニューミュージック歌手の初登場も各年の目玉となった。94年に吉田拓郎(73)、02年に中島みゆき(67)、09年には矢沢永吉(69)が初出場。昨年、サザンオールスターズ桑田佳祐(63)との共演が“神回”と評された松任谷由実(65)も05年が初出場だった。近年では北島が13年の出場を最後に卒業し、世代交代も話題になった。

 司会の櫻井は「ご覧いただく幅広い世代の方々が“平成の紅白”を懸け橋にたくさんの会話が生まれるような番組にしていきたい」とコメントした。

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