「まんぷく」“朝ドラ最高”のタイムシフト視聴率 録画も好調

[ 2019年4月8日 13:25 ]

NHK連続テレビ小説「まんぷく」でヒロインを演じる安藤サクラ
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 NHKは8日、3月31日に最終回を迎えた安藤サクラがヒロインを務めた連続テレビ小説「まんぷく」全151回のタイムシフト視聴率が7・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったと発表した。タイムシフト視聴率は「録画再生率」「録画視聴率」とも言われ、2016年後期「べっぴんさん」の5・8%、17年前期「ひよっこ」の6・0%、17年後期「わろてんか」の5・3%、18年前期「半分、青い。」の6・9%を上回った。リアルタイム視聴率も前4作を超えた「まんぷく」だが、録画も絶好調だった。

 ビデオリサーチ社が2016年10月3日から新たな視聴率調査を開始。録画機器の性能向上、スマートフォンなどを使用したスマートデバイスによるテレビ視聴など、多様化した視聴形態に即した視聴率算出が近年の課題だったが、検討を重ね「総合視聴率」「タイムシフト視聴率」を新しい指標として採り入れた。

 総合視聴率とは、リアルタイム視聴率とタイムシフト視聴率(録画機器などで放送後7日以内、168時間以内に視聴)の合計(重複は差し引く)。

 ◇調査開始後の朝ドラ全話平均視聴率

 ▽「べっぴんさん」(16年後期)総合=25・0%、リアルタイム=20・3%、タイムシフト=5・8%

 ▽「ひよっこ」(17年前期)総合=25・2%、リアルタイム=20・4%、タイムシフト=6・0%

 ▽「わろてんか」(17年後期)総合=24・2%、リアルタイム=20・1%、タイムシフト=5・3%

 ▽「半分、青い。」(18年前期)総合=26・2%、リアルタイム=21・1%、タイムシフト=6・9%

 ▽「まんぷく」(18年後期)総合=27・0%、リアルタイム=21・4%、タイムシフト7・2%

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2019年4月8日のニュース