朝ドラ初代ヒロイン北林早苗 100作目「なつぞら」に58年ぶり凱旋「二つ返事で」

[ 2019年4月1日 05:00 ]

連続テレビ小説100作目「なつぞら」に出演する朝ドラ初代ヒロインの北林早苗(C)NHK
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 1961年に放送されたNHK連続テレビ小説第1作「娘と私」のヒロインを務めた女優の北林早苗(75)が、朝ドラ100作目となる「なつぞら」(1日スタート、月~土曜前8・00)に出演していることが分かった。今作に起用された歴代朝ドラヒロインは6人目。初代ヒロインという“朝ドラ・レジェンド”の58年ぶりの登場は大きな話題を呼びそうだ。

 既に出演が発表されている松嶋菜々子(45)は96年前期「ひまわり」、小林綾子(46)は83~84年「おしん」、山口智子(54)は88年後期「純ちゃんの応援歌」、比嘉愛未(32)は2007年前期「どんど晴れ」、貫地谷しほり(33)は07年後期「ちりとてちん」のヒロイン。北林を含め、朝ドラヒロイン経験者が6人集結した。

 節目の100作目となる「なつぞら」は女優の広瀬すず(20)がヒロインを務め、大河ドラマ「風林火山」などで知られる脚本家の大森寿美男氏(51)が03年後期「てるてる家族」に続く朝ドラ2作目を手掛けるオリジナル作品。戦争で両親を亡くし、北海道・十勝の酪農家に引き取られた少女・奥原なつ(広瀬)が、高校卒業後に上京してアニメーターとして瑞々しい感性を発揮していく姿を描く。

 北林は第2話(4月2日)に登場。1946年(昭21)、空襲後の東京で妹・千遥(田中乃愛)と路頭に迷う幼少期のなつ(粟野咲莉)と出会う老女を演じた。「『娘と私』の後、またいつか朝ドラに携われればいいな、と思っていましたので、今回の出演のお話は『是非やりたい!』と二つ返事でお受けしました」と即決。58年ぶりの“凱旋”を果たした。

 出演シーンは短いが「多少なりとも、なつの心に残る存在になれていればうれしいです」と振り返った通り、存在感を発揮。「他にも歴代のヒロインの方がご出演されますので、誰がどのような役で現れるか、視聴者の皆さまにも楽しんでいただけると思います」と呼び掛けた。

 朝ドラ第1作「娘と私」は役名のない男性「私」(北沢彪)を主人公に、他界したフランス人の妻との間に生まれた一人娘・麻理や新しく迎えた妻・千鶴子(加藤道子)との関係性を描き、当時17歳の北林(当時の芸名は村田貞枝)は麻理の少女期を演じた。

 歴代朝ドラヒロインの集結について、制作統括の磯智明チーフプロデューサーは「これはもう、ここまで続いた99作へのリスペクトです。素晴らしい作品を作ってきた先輩たちに対する尊敬の念と同時に、100作目まで続いたのは視聴者の皆さんがいらっしゃったからこそ。視聴者の皆さんへのカーテンコール(演劇などで終演後に出演者らがステージ上に現れ、あいさつ。観客の拍手や声援に応えること)という思いもあります」と説明。「『あの作品の時は、こういう生活をしていた』というように、“朝ドラ”は視聴者の皆さんの思い出とつながっている部分もあると思います。歴代ヒロインの方々を今、ご覧になれば新鮮に映るところもあるだろうし、今回の100作目を機に“朝ドラ”をより好きになっていただくきっかけとなればと思います」と期待した。

 北林については「なるべく序盤の早いうちにご登場していただきたかった」と役柄を考え「最近、スポーツの世界でレジェンドという呼び方をしますが、北林さんはまさに“朝ドラ・レジェンド”。ご出演が実現し、非常にうれしく思います。北林さんは当時のことも鮮明に覚えていらっしゃって、生放送のように20分(当時)一発撮りをしていた収録など、いろいろなお話を興味深く聞かせていただき、“朝ドラ”が歴史のある番組なんだと改めて実感しました」と思いを新たにした。

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