山根明前会長「鼻水たらして4回泣いた」自叙伝を自画自賛

[ 2019年3月24日 17:06 ]

「男 山根『無冠の帝王』半生記」発売記念「トーク&サイン&撮影会」に登壇した日本ボクシング連盟の前会長の山根明氏
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 過去の反社会勢力とのつながりが発覚し、昨年8月に日本ボクシング連盟の会長職を辞任した山根明前会長(79)が24日、都内の書店で、初の自叙伝「男 山根『無冠の帝王』半生記」の発売記念イベントを行った。

 自著について「最高のものができた。真実が書いてあります。自分自身で7時間かけて読んで、鼻水をたらして4回泣いた」と自画自賛。「売られたけんかは買う。あの騒動で逃げとったらこの自叙伝もありません。バッシングされても、男として生きてきたことが本の出版になった。これは最高の男の生き様」と万感。「このような本ができたことはこの世に生まれ、人様に迷惑をかけずに生きてきたことに、神様が男・山根に与えてくださった福やと思います。本当に幸せな男やなと」と熱弁した。

 同書の帯にはビートたけし(72)から「ただの面白いオヤジじゃないね。生きるアウトレイジだよ!」とメッセージが添えられている。たけしに対しては「芸能界の大先輩である、大親分である、ビートたけしさんが特別に推薦状の帯を書いてくれた。これも男冥利に尽きます。人生、長年、まじめにやってきたことがこういうつながりができたと思っています。たけしさんに“おおきに”と言いたい」と話した。

 「私自身は天皇陛下が好きなんですよ、どっちかといったら右翼なんです」と天皇陛下への熱い思いを明かす場面も。天覧試合での解説役など、2度、陛下にお会いしていることを振り返り、「生涯の死ぬまでの誇りやと思っている」と語った。

 皇室への思いの熱さから、秋篠宮家の長女眞子さま(27)と小室圭さん(27)とのご婚約が延期されていることについてどう思うか?との質問も飛んだ。「法人の会長としては言えない。個人的な発言で言わせてもらいますけど」と前置きしたうえで「結婚というのは男女が気が合ってなさるんだと思う。周りがとやかく言うべきじゃない。結婚したら、2人は生涯やっていく。できる限り、2人の愛を見守っていただきたい」と愛し合う2人を暖かく見守るべきだと主張した。

 イベントには、男性ばかり、約50人の熱心なファンが集結。中には山根前会長に世話になったというアマチュア選手の姿も。懐かしい顔に思わず「大丈夫か?俺と接近したら干されるよ」と声をかけ、笑わせた。

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