作曲家・中村泰士氏 裕也さん死去に「戦友を亡くした感があり、とても寂しい」

[ 2019年3月18日 11:49 ]

作曲家・中村泰士氏
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 ロック歌手で映画俳優としても活躍した内田裕也(うちだ・ゆうや、本名内田雄也)さんが17日、肺炎のため東京都内の病院で死去した。79歳。兵庫県西宮市出身。17年11月に脱水症状で倒れてから車椅子生活を余儀なくされていた。18年9月15日に妻で女優の樹木希林さん(享年75)に先立たれ、喪失感が消えない中での死となった。

 訃報を受け、裕也さんとロックブラザーズで活動した作曲家の中村泰士氏(79)はコメントを発表。「戦友を亡くした感があり、とても寂しい思いがします」などと悼んだ。

 以下、コメント全文。

同じ時代にロックンロール魂を青春として音楽の表現はそれぞれに違うが、私の中にも内田裕也さんと同じロックンローラーの血が流れています。悲報を知り、戦友を亡くした感があり、とても寂しい思いがします。

裕也さんにはまだ伝えていなかったけれど、同期の佐川満男さんと私で、この五月に行う80歳の記念ディナーショーのシークレットゲストとしてお招きしょうと話を進めるつもりでした。多少体調がお悪くても喜んで来ていただける思っていて、裕也さんを迎える体制を整えようとしていただけに、にわかには悲報を受け入れられないでいます。

10年に一度も会う機会がありませんでしたが、8年前にハワイのホテルBARで偶然2年連続会う事ができて、飲みながらロックンローラーとしての内田裕也美学を語る機会がありました。その後、京都国際映画祭で3年連続(15~17年)会うことができました。

その席で何よりも嬉しかったのは、あの内田裕也さんが私の前でだけサングラスを外し「同じ時代を生きた人間として、中村が取った二度のレコード大賞は俺の宝でもある」と語ってくれた。そしてお互いの生き方を認め合い飲み明かせた。やはり寂しい思いです。「ご冥福を…」はまだ心の準備がなく言えませんが、精神を張り詰め、時代を飛び回った内田裕也さんに少しゆっくり休んで下さいと声を掛けています。    中村泰士 拝

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