NHK「おやすみ日本」で市原悦子さん追悼 「病院まで来てくれたら…」生前の秘話紹介

[ 2019年2月17日 01:39 ]

市原悦子さん
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 1月12日に亡くなった女優の市原悦子さん(享年82)が語りを担当していたNHK「おやすみ日本 眠いいね!」(深夜0・05)が16日に放送され、生前のエピソードを交えながら市原さんを追悼した。

 同番組のコーナー「日本眠いい昔ばなし」の朗読を担当していた市原さん。同番組は市原さんの人生を“まんが日本昔ばなし風”のVTRで紹介し「慈悲深き優しいその声で、何十年も日本中の子どもたちを寝かしつけていた」と功績を称えた。

 同局が「大人を眠らせるための昔話を読んでほしい」と市原さんに出演を依頼したことや、入院時には「病院まで来てくれたら読めるんだけど…」と市原さんの提案で“病院収録”が実現したことなど、番組との秘話を紹介。最後は「今までたくさんの昔話をありがとうございました。ゆっくり休んでください」と故人をしのんだ。

 VTRを見た司会の宮藤官九郎氏(48)は「(市原さんが)“あの世まで録りに来てください”と言ったら、この番組なら録りに行きそうですね」としみじみ。市原さんと同番組の“絆”に感動した様子だった。

 同番組終了後には「市原悦子さんありがとうスペシャル」として、「日本眠いい昔ばなし」も放送された。

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2019年2月16日のニュース