藤井聡太七段 師匠の絶妙トークに苦笑い「彼は応援しなくても強いので…」

[ 2019年1月26日 21:45 ]

「藤井聡太七段を応援する会」で6歳の女の子から花束を贈呈される藤井聡太七段
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 将棋の藤井聡太七段(16)が26日、地元の愛知県瀬戸市内で開催された「藤井聡太七段を応援する会」に出席した。

 昨年8月に発足した瀬戸将棋文化振興協会が主催。全国から集まった同会の会員をはじめ、藤井の出身の小学校や将棋教室の子どもら約300人が参加した。藤井は「今年はさらに成長して、皆さんに楽しんでもらえる将棋をお見せしたいと思います」とあいさつし、大きな拍手を浴びた。藤井には記念品として、地元のB級グルメとして知られる「瀬戸焼きそば」100食分などが贈られた。

 師匠の杉本昌隆七段(50)も出席。愛情あふれる爆笑トークで盛り上げた。「瀬戸に来ると地元の方々の温かい雰囲気を感じますし、応援を一身に受けて成長しています。われわれの世界は孤独なもので勝ちを一緒に喜ぶこともないし、負けも自分1人で受け止めなければならない。その中で応援してくださる方の存在は心強く、彼の将棋につながっているのは間違いない」と、師匠として地元ファンに深く感謝した。

 続けて、杉本と藤井がアベック昇級に王手をかけている順位戦C級1組の話題に。「藤井七段は8戦全勝。ちなみに私も全勝なんです」と話すと、会場からは大きな拍手が起こった。「それが言いたかったわけではなく、藤井七段は次に勝っても昇級が決まるわけではないんです。私が勝つと決まるということで…」。

 2月5日の次戦で、杉本は1敗の船江恒平六段(31)、藤井も同じく1敗の近藤誠也五段(22)と対戦する。藤井は前期同2組から昇級しているため持ち順位が低く、次戦での昇級は船江の敗戦も条件になる。「藤井七段は当然勝たなければならないですが、私の結果によっても変わるということで。皆さん藤井七段を応援していると思いますが、本当に応援すべきは誰なのか…」と話すと、会場は大爆笑。「彼は応援しなくても強いので、もう1人の棋士も応援していただけると嬉しいですね」と笑顔で語った。ベテランならではの絶妙トークに、壇上の藤井も思わず苦笑いしていた。

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