王将戦第2局 先手の久保が43手目を封じて1日目終了

[ 2019年1月26日 18:24 ]

<王将戦7番勝負第2局第1日>立会の桐山九段(右)に封じてを手渡す久保王将(中央は渡辺棋王) (撮影・成瀬 徹)
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 3連覇を目指す久保利明王将(43)に5期ぶり復位を狙う渡辺明棋王(34)が挑む将棋の第68期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第2局が26日、大阪府高槻市の「山水館」で始まり、先手の久保が43手目を封じて1日目が終了した。

 渡辺が先勝した第1局から先後が入れ替わり、先手になった久保が開局早々、前局と同じくゴキゲン中飛車の戦型を選択。後手の渡辺も5筋の歩を突き、戦う方針を示した。

 午後3時すぎ、6筋で初めて駒がぶつかり合い、戦端が開かれた。その後は互いに慎重な駒組みが続き、封じ手の局面となった。

 消費時間は先手の久保が3時間56分、後手の渡辺が3時間40分。持ち時間は各8時間。対局はあす27日、午前9時に再開される。

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