純烈会見 友井の裏の顔見抜けず…リーダー酒井、苦渋の表情「どこを見てたのか」

[ 2019年1月16日 05:30 ]

<純烈記者会見>質問に答える純烈・酒井(撮影・荻原 浩人)
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 メンバーの友井雄亮(38)が交際女性への暴力や金銭トラブルの責任を取って芸能界を引退し、4人組となったムード歌謡グループ「純烈」が15日、都内で会見した。

 交際女性への暴力や、ギャンブルでの多額の借金…。友井の“裏の顔”にメンバーは気付かなかった。リーダーの酒井一圭(43)は「見抜けなかった自分、リーダーとしてどこを見てたのかなという部分はずっと残ると思う」と話し、悔恨の表情を浮かべた。ただ、酒井が語った話からは、気付く機会があったようにも思える。

 それは07年の純烈結成時だ。酒井が「友井をメンバーに入れたい」と相談した友人から「友井が離婚をしていて、その理由がDVだとインターネット上に書かれている」と知らされ、すぐに確認した。

 「やるわけないだろ。やってないって」。友井が完全否定したことで酒井は「それを信じてここまでやってきた」と振り返った。離婚原因については不明のままだが、こうして暴力癖が明らかになり「“あれは本当だったのかい”って感じました」と無念さをにじませた。「もっとよく聞いておけば…」。そんな思いもあったに違いない。

 友井は昨年、競馬などで使い込んだBさんへの借金3000万円を返済している。用立てた人物は不明だが、メンバーへの相談はなかった。酒井は「僕は活動に関して凄く厳しい姿勢で臨んでいたので、友井が言いだせなかったのかもしれない」と推測した。

 関係者によれば、友井に競馬を教えたのは酒井だ。一緒に競馬場に行き、馬券を買うこともあった。「何十万円ということはなかった。何千円という、給料の中から楽しんでいる範疇(はんちゅう)だと認識していた。1700万円とか…。ショックです」。こんな結果を導くとは想像もできなかっただろう。

 ▽週刊文春報道 14年から16年にかけて交際していた30代のAさんに、友井がたびたび暴力を振るっていたと報じられた。Aさんが流産し「今後一切(Aさんと)接触しない」と誓約書を作成。同時期に40代のBさんとも交際しており、3年間でBさんの貯金3000万円を使い込み、うち1700万円は競馬で浪費していた。それとは別の30代既婚女性Cさんとの不倫疑惑も浮上したが、友井が会見で「10代からの友人」と否定。

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