上田岳弘氏、町屋良平氏が芥川賞ダブル受賞 古市憲寿氏は受賞逃す

[ 2019年1月16日 18:02 ]

 第160回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の選考会が16日夕、東京・築地の料亭「新喜楽」で開かれ、上田岳弘氏(39)の「ニムロッド」、町屋良平氏の「1R1分34秒」が芥川賞を受賞した。候補6作品にノミネートされていた社会学者の古市憲寿氏(34)が書いた、安楽死をテーマに生きることの意味を問い直す内容の初小説「平成くん、さようなら」は受賞を逃した。贈呈式は2月下旬に東京都内で開かれる。賞金は100万円。直木賞には真藤順丈氏の「宝島」が選ばれた。

 古市氏は落選直後、自身のツイッターで「がーーーーーん」とつぶやいた。

 古市氏は東京都出身で、慶応大環境情報学部を卒業。東京大大学院総合文化研究科修士課程修了。慶大SFC研究所上席所員を務める傍ら、フジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)の木曜コメンテーター(隔週)や同局「ワイドナショー」(日曜前10・00)など多くのテレビ番組に出演し、炎上も辞さないクールでシニカルな視点が度々話題になっている。

 昨年12月17日付で芥川賞候補6作品が発表。同日に出演した「とくダネ!」では「いろんな人がムカついてると思うんですよ。なんで古市が候補なんだって。そういう人は逆にほかの候補作が面白いんで読んでいただいて賞が盛り上がれば」と話していた。

 1935年の創設から80年以上の歴史を誇る芥川賞は、過去にはロックミュージシャンの辻仁成(59)が96年「海峡の光」、パンクロッカーの町田康(57)が2000年「きれぎれ」、お笑いコンビ「ピース」の又吉直樹(38)が15年「火花」で受賞している。俳優で演出家の松尾スズキ(56)、マルチクリエーターのいとうせいこう(57)の作品も候補に挙がったことがある。

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