槇原敬之 2曲がセンバツ行進曲“平成の象徴”に「大変光栄です」

[ 2019年1月10日 05:30 ]

自身が手がけた2曲が今センバツでともに2度目となる入場行進曲に選出された槇原敬之
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 第91回選抜高校野球大会(3月23日から12日間、甲子園)の運営委員会が9日、大阪市内で開かれ、開会式の入場行進曲はシンガー・ソングライターの槇原敬之(49)が作詞作曲した「世界に一つだけの花」と「どんなときも。」に決まった。

 平成最後の大会になることから「平成時代を象徴する曲」という観点で選出された。行進曲はこれまで、星野源(37)の「恋」(17年)やAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」(14年)など、前年のヒット曲が選ばれる傾向が強かった。

 槇原自身が歌った「どんなときも。」は167万枚を売り上げるヒットで第64回大会(92年)、SMAPが歌った「世界に一つだけの花」は300万枚を超える平成最大のヒット曲で第76回大会(04年)で使われ、ともに2回目の起用となった。「世界に…」に「どんな…」のメロディーを組み入れて編曲するという。主催の毎日新聞は「平成を象徴する曲。平成最後を意識しました。メドレーではなく、組み合わせるイメージ」としている。

 槇原は「大変光栄です。『どんなときも。』が選ばれた時はデビューして間もない時期だったので、今また改めてうれしいなと感じられます」と感激。「世界に一つだけの花のように、それぞれに、それぞれの輝きを見せてくれたら、僕はとてもうれしく思います」と、球児がそれぞれ“オンリーワン”な活躍をすることを期待した。

 大会に出場する32校は25日の選考委員会で決定する。

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2019年1月10日のニュース