ジブリ歌手、ラピュタ主題歌を歌うことになった理由 宮崎駿監督が「もしかしたら…」

[ 2018年10月25日 10:58 ]

歌手の井上あずみ
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 歌手の井上あずみ(53)が24日、フジテレビ「ノンストップ!」(月〜金曜前9・50)に生出演。30年以上交流があるという宮崎駿監督(77)の、ジブリ作品の制作秘話について語った。

 井上は1983年に歌手デビュー。当初はアイドルとして活動していたが、芽が出ず、アルバイトをしながらの生活だった。そんな中、転機が訪れたのが1986年。同年8月に公開された「天空の城ラピュタ」の主題歌「君をのせて」の歌い手に急きょ抜てきされた。

 作品のイメージに合う歌い手がなかなか見つからない中、オーディションが開かれたのは公開2カ月前。そこで、アイドル時代の曲を披露したところ、宮崎監督から「この子は歌手だね。もしかしたら歌えるかも。この子にしましょう」と評価され合格。レコーディングは、公開が翌月に迫った7月だったという。

 井上は、宮崎監督の映画制作秘話を語った。宮崎監督がジブリの名作「となりのトトロ」の作画時には、井上が作曲家・久石譲(67)とコラボして作ったイメージアルバム「となりのトトロイメージ・ソング集」の中から「まいご」を流していたそう。「登場人物・草壁メイが迷子になるシーンの作画中に流し、イメージを膨らませて下さったそうです」と明かした。

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