「絶対零度」最終回10・8% 期間平均「コードブルー」以来“月9”1年ぶり2桁10・6%

[ 2018年9月11日 09:00 ]

フジテレビ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」の主演を務めた沢村一樹
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 俳優の沢村一樹(50)が主演を務めたフジテレビ「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」(月曜後9・00)の最終回が10日に15分拡大で放送され、平均視聴率は10・8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが11日、分かった。 全10話の期間(全話)平均は10・6%で、“月9”としては、17年7月期の「コード・ブルー〜ドクターヘリ緊急救命〜THE THIRD SEASON」以来、1年ぶりとなる2桁台とした。

 初回の平均視聴率は10・6%と2桁発進。第2話は9・6%とダウンしたものの、第3話で10・8%と2桁に回復し、第4話では自己最高更新の11・7%。第5話以降は、一度も2桁を割ることなくフィニッシュした。

 「絶対零度」は2010年4月期にシーズン1、11年7月期にシーズン2が放送された人気シリーズ。シーズン1、2では、上戸彩(32)演じる新米女性刑事・桜木泉の活躍と成長を描いてきた。

 シーズン3となる今回は、沢村演じる元公安のエリート刑事・井沢範人が「未然犯罪捜査システム=ミハンシステム=の実用化」という任務を託され、日本国民のあらゆる個人情報、全国の監視カメラの映像、メールや電話の通信データなどを解析。上戸演じる桜木は物語全体の謎のカギを握る存在として登場した。

 最終回は、井沢(沢村)は、誘拐ビジネスを手がける犯行グループに拉致された山内(横山裕)の救出に向かう。するとそこに、ベトナムで死んだはずの桜木泉(上戸)の姿があった。桜木は何故か井沢に銃を向ける。「あなたは、ミハンに組み込まれた人間?」。桜木は憎しみの眼差しで井沢にそう告げると、現場から立ち去る。井沢は、桜木がミハンを知っていたこと、彼女の上司だった長嶋(北大路欣也)が資料課を探っていたことに触れ、何か知っているのか、と東堂(伊藤淳史)に尋ねる。すると東堂は、新たな危険人物を表示、それは「桜木泉」…という展開だった。

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2018年9月11日のニュース