「カメラを止めるな!」上田監督、次回作の期待に「気が早いですねえ」

[ 2018年8月19日 17:51 ]

大阪市内で舞台あいさつした(左から)曽我真臣、竹原芳子、秋山ゆずき、上田慎一郎監督、濱津隆之、真魚、合田純奈
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 観客動員40万人突破、上映館数は2館から190館に拡大している話題の映画「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督(34)が19日、大阪市内で舞台あいさつした。

 滋賀県出身。同作で関西初凱旋(がいせん)となり、「高校卒業して1年間ぐらい(大阪の)日本橋に住んでた」と地元トークを繰り広げた。「ちょうど阪神が優勝した年で、すごいお祭り騒ぎになり、僕も道頓堀から飛び込みました」とまさかの告白。「選手の名前を言って飛び込む流れがあったけど、僕は野球が一切分からないので、“よいしょーっ!”と言って飛び込みました」と言って、笑わせた。

 次回作を期待する声には、「気が早いですねえ」と笑顔。「いくつか動いてるものはある」としたが、詳細は明かさず。「今のところ、今後もコメディーのエンターテインメントを作っていきたいと思っています」と語った。

 同作は、無名の出演者ばかりで撮られた“ゾンビ映画”。制作費わずか300万円の作品が大ブレークを遂げ、待遇も変わったようだ。アイドルとして3年前に来阪した際の移動手段は夜行バスだったという主要キャスト・秋山ゆずき(25)は、「今回は新幹線で来られたし、ホテルも1人部屋。“カメ止め”のおかげ」と感謝。上田監督も、「映画館から映画館への移動も車。しかもカーテンついてる車やん!」と続き、厚遇をかみしめた。

 関西凱旋(がいせん)にテンションが上がる上田監督の指示で、フォトセッションでもキャスト全員がゾンビポーズや、笑いの本場・大阪らしいコミカルなポーズで対応。あり余るサービス精神で、沸かせていた。

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