春風亭昇太「笑うのが供養だと思って」 歌丸さんとの思い出は「楽しいことばかり」

[ 2018年7月4日 13:18 ]

2016年5月、「笑点」の司会交代で桂歌丸さん(左)と握手する春風亭昇太
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 落語家の春風亭昇太(58)が4日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ラジオビバリー昼ズ」(月〜金曜前11・30)の中で、2日に慢性閉塞性肺疾患のため81歳で死去した桂歌丸さんの思い出を語った。

 「大変ですよ。取材等々で…」とここ数日のあわただしさを明かした昇太。「最近は入退院を繰り返していた師匠(歌丸さん)だが、基本的に体が強いんでしょうね。(06年に)脊柱管狭窄症のため手術した後、背中の骨に入れていたボルトなんか見せてくれて笑いにしてくれました。飛行機搭乗のため検査場のゲートをくぐるとき金属探知機がピッと鳴るんだって、その時、体にボルトが入っている証明書を見せなきゃいけないとか…。落語家ってみんな明るい生き物なんですよ。笑うのが供養だと思ってください」と歌丸さんとのエピソードを明かした。

 日本テレビ「笑点」では、さんざん歌丸さんをネタにした。「(師匠の)遺影を持って登場したり、おでこに三角巾をして出て師匠をいじったりと、みんなふざけている。楽しいことを届ける仕事をしている人たちですから」と楽しかった思い出ばかりだという。「(師匠は)基本的にお酒を飲まない人なので、人生とか、人間とか、甘いもの食べながら話さないでしょ」とも。

 歌丸さんの葬儀は近親者で行われるが、昇太は「俺、呼ばれてないよ」と最後まで笑いで歌丸さんを偲んだ。

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2018年7月4日のニュース