TBS社長「水曜日のダウンタウン」連れ去り企画謝罪 放送するかどうかは検討中

[ 2018年7月4日 16:07 ]

TBS社屋
Photo By スポニチ

 TBSの佐々木卓新社長(58)が4日、東京・赤坂の同局で定例会見を行った。同局番組「水曜日のダウンタウン」(水曜後10・00)の連れ去り企画で警察から厳重注意を受けたことについて「率直に申し訳ない。警察の方や関係者の方に大変ご迷惑をおかけした」と謝罪した。

 同番組はお笑いコンビ「コロコロチキチキペッパーズ」のナダル(33)を突然さらう企画を撮影中、目撃した通行人から、「男性が連れ去られた」との110番が相次ぎ、警視庁渋谷署が番組関係者2人を厳重注意していたことが先月21日、同署への取材で分かった。渋谷署によると、5月下旬の午後7時すぎ、渋谷区のJR恵比寿駅周辺で「男の人が車に押し込まれて連れ去られた」と110番が相次いだ。連れ去り事件として捜査したところ、数時間後、車のナンバーなどから男性を突然さらう企画だったことが判明。翌日に厳重注意した。

 攻めた内容が人気の同番組。それも良さなのでは?と問われた伊佐野取締役は「攻めたからそうなったかとは、それ以前の問題。現場には徹底するように言いました」と語った。この撮影分を放送するかどうかは「現在検討中」とした。

続きを表示

2018年7月4日のニュース