藤井七段　２期連続昇級へ好スタート　サッカーＷ杯は「いい気分転換に」

関西将棋会館で行われた順位戦Ｃ級１組への昇級初戦で豊川孝弘七段を破り、笑顔の藤井聡太七段
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　将棋の最年少棋士・藤井聡太七段（１５）が３日、大阪市の関西将棋会館で指された順位戦Ｃ級１組の初戦で、豊川孝弘七段（５１）に１１１手で勝利。２期連続昇級へ幸先よいスタートを切り「今年も（勝利を）一つずつ積み重ねていければ」と語った。

　６月２９日の竜王戦決勝トーナメントで高校進学後初黒星を喫したが、しっかり切り替えて快勝。サッカーＷ杯の話題にも触れ「少しは見ていました。いい気分転換になりました」と笑顔。６日には斎藤慎太郎七段（２５）との王座戦挑戦者決定トーナメント準決勝が控えるなど、今後も重要な対局が続く。