毎熊克哉 劇中半分以上濡れ場だらけ 今夏2本の主演映画

[ 2018年4月14日 08:00 ]

映画「ご主人様と呼ばせてください」「おまえ次第」に主演する毎熊克哉
Photo By 提供写真

 2016年毎日映画コンクールでスポニチグランプリ新人賞を受賞した俳優の毎熊克哉(31)が、今夏に連続公開する映画「ご主人様と呼ばせてください〜私の奴隷になりなさい・第2章〜」「おまえ次第〜私の奴隷になりなさい・第3章〜」(いずれも監督城定秀夫)に主演する。

 毎コン受賞作で自主製作の「ケンとカズ」以来の映画主演で、商業映画は初主演。「ケンとカズ」を見た製作サイドからオファーを受け、2〜3月に撮影した。本紙の取材に「自分に背負えるのかと不安もありましたが、主演と思うと荷が重いので、雑念を払って役に集中して撮影に臨みました」と語った。

 作家サタミシュウ氏の官能小説が原作で、壇蜜(37)の出世作となった12年「私の奴隷になりなさい」の続編となる2作。デザイン会社に勤め、婚約者がいる主人公・目黒が、複数の女性を調教する。「作品はもちろんエロではあるけど、何かを探す人間の奥深い部分が描かれていて、役者としてやりがいのある役でした」と振り返った。

 劇中の半分以上が濡れ場で、アブノーマルな性描写もある。クランクイン前の役作りについて「目や手の動きにエロさが出るといいなと思って、ずっとエロいことばっかり考えていました」と笑って明かす。

 今年公開の「北の桜守」や「空飛ぶタイヤ」など話題作に続々起用される注目株に成長。主演作を撮り終え「こんなにとっかえひっかえ女性との濡れ場に挑むこともないと思うので、今回の作品で何かは進化しただろうなと思います」と手応えを得ている。

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2018年4月14日のニュース