たけし 大杉漣さん称える「不謹慎だけど役者として一番いい時に死んだ」

[ 2018年4月14日 23:35 ]

ビートたけし
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 ビートたけし(71)が14日、司会を務めるTBS「新・情報7daysニュースキャスター」(土曜後10・00)に生出演。映画「ソナチネ」や「HANA―BI」など北野作品の常連で、2月21日に急性心不全のため亡くなった俳優の大杉漣さん(享年66)大杉漣さん(享年66)に言及した。

 この日、大杉さんのお別れの会「さらば!ゴンタクレ」が14日、東京・青山葬儀所で営まれ、親交があった俳優仲間ら多くの業界関係者が約700人が参列。たけしも参列者の一人として姿を見せていた。

 たけしは大杉さんの死について「すごく不謹慎だけど」と前置きし、「芸人、役者として一番いい時に死んだんじゃないかと思っちゃうんだよね」とコメント。「家族には凄く失礼かもしれないけど」と大杉さんの遺族にも気を遣いつつ、「芸人とか役者っていうのはいい時に、いい最後を迎えるのが一番いいんじゃないかな」と持論を述べた。

 「一番輝いて、忙しくて、いい時に漣さんは逝ったという感じがしちゃってね。うらやましいと言っちゃ失礼だけど、“良かったね”と言っちゃうね」と胸の内を吐露。「俺の映画に“オーディションに落ちたらサラリーマンになる”と言って来た大杉漣さんが『ソナチネ』で当たって、最後も俺の映画の役で死んでいくというのは凄い結びつきだなと思う」としみじみ語り、「漣さんが大物で役者の世界からいなくなるというのは、悲しいというよりも“でかした”“よくやりました”というような気になっちゃうね」と役者人生を駆け抜けた大杉さんを称えた。

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