大杉漣さん妻・弘美さん 気丈にあいさつ「大杉に会っていただいたほうがよかったのか…」

[ 2018年4月14日 15:00 ]

お別れの会「さらば!ゴンタクレ」での大杉さんの遺影
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 2月21日に急性心不全のため亡くなった俳優の大杉漣さん(享年66)のお別れの会「さらば!ゴンタクレ」が14日、東京・青山葬儀所で営まれた。「ソナチネ」「HANA―BI」など数多くの作品で大杉さんを起用した北野武監督(ビートたけし=71)をはじめ、元SMAPの草なぎ剛(43)、女優の木村佳乃(42)、「ダウンタウン」の浜田雅功(52)ら親交があった俳優仲間ら多くの業界関係者が参列し、大杉さんをしのんだ。

 会の最後には所属事務所の代表取締役でもある妻の弘美さんがあいさつ。急な別れに「進行中だった仕事もあり、大変なことだったと思います」と関係者を気遣い、「見事に対処していただきありがとうございました」と感謝の言葉。そして「もう1つ、大杉と会っていただく機会を設けなかったこと」を気にしていたことを打ち明けた。

 生前、大杉さんが「大げさなことをしないで」と言っていたことを明かし、「みなさんに大杉に会っていただいたほうがよかったのか、申し訳なく思っております」と葬儀を家族や近親者で執り行ったことを詫びた。そして「どうしていいかわからない気持ちと向き合って元気にやっていこうと思います」と気丈に語っていた。

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2018年4月14日のニュース