池上彰氏 後輩・有働アナに労い&辛口エール「たやすくジャーナリストを自称してほしくない」

[ 2018年4月6日 13:07 ]

「池上彰の現代史を歩く」記者会見に出席した池上彰氏(左)、宮本隆治アナウンサー
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 ジャーナリストの池上彰氏(67)と宮本隆治アナウンサー(67)が6日、都内でテレビ東京「池上彰の現代史を歩く」(8日スタート、第1回日曜後6・30)の記者会見に出席した。

 2人はNHK時代の同期。3月31日付でNHKを退局した有働由美子アナウンサー(49)について聞かれると、宮本アナは「有働くんはアナウンサーのデパート。報道、教養、娯楽をわかりやすく楽しくできる。いずれは(池上くんと)3人でやりたい。ユニット名も考えてる。3人の頭文字をとって『IUM』。それができればいいと思っています」と笑顔を見せた。

 池上氏は「私もそうですが、NHKを辞めて、それでもそのままNHKに出られる。それはNHKが大きく変わったと思います。そういうことが変わったきっかけは有働さんがこれまでのアナウンサーにない色んなことをやった、それが認められたからだと思います」と語った。

 有働アナは3日、NHKを通じて退局を発表し、「今後、有働由美子というジャーナリストとしてNHKの番組に参加できるよう精進してまいります」とコメントした。宮本アナは「アナウンサーを辞めるときに“ジャーナリスト”としてって言葉は使わない。彼女は“池上彰”を意識していて、第2の女・池上彰を目指しているのでは?とアナウンサーの先輩として思います」と話すと、池上氏は「ジャーナリストから言うと、たやすくジャーナリストを自称してほしくないと受け止めました」とピシャリ。厳しくも後輩にエールを送っていた。

 会見には他に同局の相内優香アナウンサー(32)が出席した。

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2018年4月6日のニュース