サンテレビ・橋本アナ 阪神ホーム開幕戦実況大役に気合「やったるぞ」

[ 2018年4月6日 10:20 ]

6日の阪神ホーム開幕戦実況にのぞむサンテレビ・橋本アナウンサー
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 6日、京セラドーム大阪での阪神のホーム開幕・中日戦を中継するサンテレビの実況を、入社4年目の橋本航介アナウンサー(30)が担当する。今季はホーム37、ビジター26の計63試合を試合終了まで中継する同局。橋本アナは5日、DeNA戦の横浜スタジアムを訪れ、「やったるぞ、という気持ちです」と大役に意気込みを語った。

 京セラドーム大阪には思い出がある。大阪府箕面市出身。小学6年時、「西南少年野球団エンデバーズ」の主将、投手兼遊撃手として軟式野球の関西大会で優勝した。ご褒美として1999年6月30日、同球場での近鉄―西武戦の始球式を体験した。

 「西武の松坂大輔投手、松井稼頭央選手のファンでした」という橋本アナはストライク投球。「9番・遊撃手」で甲子園を目指した関学高等部3年夏は、兵庫県大会5回戦で敗退した。その頃、実況アナを志すようになった。

 山陰放送からサンテレビに移籍し、ベンチリポーターを経て、昨年7月18日の阪神―広島戦(甲子園)で初実況を務めた。計3試合実況した昨季に続き、今季については「キャンプ同様、巨人との開幕3連戦で野手だけでなく藤浪投手までが全力疾走する姿を見て“やってくれる”と確信しました。打線の軸、ロサリオも全く心配ない。DeNA戦は小野、大山、糸原という2年目の3選手が輝いていました。優勝しかありませんね」。本番を前に、先輩アナ直伝のデータ、資料をノート5ページ分ほど作成して準備万端。「視聴者の方に信頼していただける実況をしたい」と高ぶる気持ちを抑えるように話した。

 ◆橋本 航介(はしもと・こうすけ)1987年(昭62)4月7日生まれ、大阪府箕面市出身の30歳。関学高等部から関学大を経て2010年4月に山陰放送に入社。15年4月にサンテレビに移籍。スポーツを担当。趣味は居酒屋巡り、温泉巡り、寄席通い。

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2018年4月6日のニュース