「ウチくる!?」19年の歴史に幕 中山秀征「愛ちゃんもお疲れ様って…」

[ 2018年3月25日 13:39 ]

フジテレビ「ウチくる!?最終回SP」に出演した中山秀征(左)と中川翔子
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 タレントの中山秀征(50)と中川翔子(32)がMCを務めるフジテレビのバラエティー番組「ウチくる!?」(日曜正午)が25日、最終回を迎え、1999年からの19年の番組の歴史に幕を閉じた。最終回は90分の拡大スペシャルで放送された。

 中山らがゲストにゆかりある場所などを訪ねる構成の同番組は、開始当初は中山、2008年に亡くなった飯島愛さん(享年36)、韓国歌手のスージー・カン(50)がレギュラー出演。飯島さんが芸能界引退のため07年4月に降板し、代わりに元NHKの久保純子アナウンサー(46)が加入。同年10月に青木さやか(44)が加わり、中山、久保アナ、青木の3人体制に。11年8月には久保アナが降板し、中川に交代した。03年2月にはピーター(65)をゲストに迎え、最高視聴率16・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。この回では、ピーターの熱海の別荘に出向き、飯島さんと中山、ピーターの3人で露天風呂に入浴するシーンもあった。当時を回顧し、中山は「愛ちゃんは屈託もなく、いろいろとやってくれた」としみじみ。「扮装とかね」と飯島さんが金八先生のコスプレに挑戦した回など振り返り、懐かしんだ。

 最終回は19年間の全879回から厳選した名場面を放送。メインゲスト920人、ゆかりのゲストも含めると約4000人が出演した番組を研ナオコをゲストに迎えた初回から名場面とともに振り返った。8年間司会を務めた飯島さんの名場面も多数放送。VTRを見ながら、大御所の志村けん(68)に「最近天狗になっちゃって」と突っ込む飯島さんの姿に、中山は「すごい」、中川も「愛さんカッコいい」ともらす場面があった。

 7年半司会を務めた中川は「ずっと人って怖いんだ、人と話すこと、人に見られることは全部が恐ろしいと思って、芸能界に入ってしまって、闇を抱えていた。『ウチくる!?』に出会えて人が大好きになりました」と声を震わせた。19年間番組を引っ張った中山は「愛ちゃんもお疲れ様って言ってくれているんじゃないかなと思う」とし、「人から学ぶこと、人から語り継がれて学ぶということが、『ウチくる!?』を通して、一番勉強になりました」。最後は青木、ビビる大木(43)とともに、4人で両腕で脇をしめながらの「ウチくる!?」「いくいく!」のおなじみのポーズを見せ、「さよなら、19年間ありがとうございました」とエンディングを迎えた。

 4月以降は、「ハライチ」の澤部佑(31)がMCを務める「なりゆき街道旅」(日曜後0・00〜同2・00)が始まる。

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