がん保険CM出演の山下弘子さん死去 19歳で余命半年宣告、前向きに闘病も…

[ 2018年3月25日 13:52 ]

 19歳のときに肝臓がんが見つかって余命半年と宣告され、その後5年以上も闘病生活を送っていた山下弘子さんが亡くなったことが分かった。山下さんの夫が公式サイトで明かした。

 山下さんの夫は公式サイトのブログで「今朝6時過ぎに、ひろは旅立ちました」と最愛の妻の死去を報告。「2月末に救急車で入院し、それから3日連続の緊急手術。それからの約3週間はひろは眠ったままのため、意思疎通はできませんでした。ただ、苦しい思いをさせることもなく、また、ゆっくりとお別れの時間を取ることができました」と説明した。

 27、28日に神戸市内で通夜、葬儀を予定しており、詳細が決まり次第ブログで知らせるという。

 夫は山下さんが2月末に入院したあと、安否を心配するネット上の声に応えるようにブログやSNSを更新。21日には病状が悪化していることを明かす一方、寄せられた応援の声に感謝の気持ちを伝えていた。

 山下さんは19歳のときに肝臓がんであることが発覚し、余命半年との宣告を受けた。その後も、度重なる再発や転移と向き合いながら、前向きに生きた。山下さんは生命保険会社「アフラック」のがん保険CMにも出演。日本テレビ「NEWS ZERO」(月〜木曜後11・00、金曜後11・30)は、山下さんの闘病生活を密着取材。前向きな山下さんの姿が視聴者の共感を呼んだ。

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2018年3月25日のニュース