米グラミー賞授賞式 ガガら白バラでセクハラ抗議

[ 2018年1月29日 11:39 ]

 米音楽界最高の栄誉、第60回グラミー賞の発表・授賞式が28日午後、ニューヨークで開かれた。出席した多くのミュージシャンらは白いバラを身に着け、世界的に告発が相次いでいるセクハラへの抗議と被害者の支援を訴えた。

 音楽業界関係者がセクハラ被害者支援キャンペーン「タイムズ・アップ」(英語で「もうおしまい」の意味)への連帯を示そうと、白いバラを着けて参加しようと呼び掛けた。関係者は白いバラは「希望や平和、同情、抵抗」を意味するので選んだとしている。歌手のレディー・ガガも白いバラを着けたドレスで登場。披露した曲の途中で「タイムズ・アップ」と語った。

 セクハラ被害を訴えている歌手ケシャは自身の苦難を乗り越えた経験を歌ったとされる曲「プレイング」を白い衣装の女性に囲まれながら熱唱し、大きな拍手に包まれた。

 今月7日にロサンゼルス郊外で開かれた米映画賞「ゴールデン・グローブ賞」の授賞式でも多くの女優らがセクハラ行為への抗議を示すため黒いドレスを着ており、これに続く動きとなった。

 賞レースでは、日本勢でノミネートされていたシンセサイザー奏者、喜多郎は受賞を逃した。主要部門は、ハワイ出身の歌手ブルーノ・マーズが「24K・マジック」で最優秀レコード賞と最優秀アルバム賞、「ザッツ・ホワット・アイ・ライク」で最優秀楽曲賞を受賞。カナダ出身の女性歌手アレッシア・カーラが最優秀新人賞を受賞した。

 セクハラ告発は昨年10月、大物映画プロデューサー、ハーベイ・ワインスタイン氏が長年、若い女優らにセクハラ行為などを繰り返していたと報じられたのがきっかけとなった。欧米の政界やメディア、スポーツ業界などで被害の告発が相次ぎ大きな社会問題となっている。

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