まゆゆ AKB卒業後ソロ初舞台で「アメリ」主演!「目が飛び出る驚き」

[ 2018年1月23日 05:30 ]

5月に東京公演が開幕する「アメリ」でミュージカル初主演する渡辺麻友。劇中の衣装と髪形でポーズ
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 昨年12月でAKB48を卒業した渡辺麻友(23)が、ソロ初舞台にして初のミュージカル主演を務める。

 日本でも興収16億円を突破した仏映画を原型にしたブロードウェーミュージカル「アメリ」の日本初演で、空想好きのちょっと変わった主人公アメリを演じる。

 「以前からミュージカルがとても好きで海外まで足を運ぶほどの愛情を注いでいるのですが、そんな私がミュージカルの、しかもブロードウェー上演作品の主演に抜てき!目が飛び出るほど驚きました」と、ソロとなっていきなりの大役に興奮を隠せない様子。「喜びと不安が交互に押し寄せていますが、今の私に出せる全ての力を注ぎ全身全霊で務めさせていただきます」と気合十分だ。

 元々、宝塚歌劇の熱烈なファン。AKBの中心を担い続けながらミュージカルへの情熱は高まり続け、ここ数年は「自分でも演じてみたい」とメンバーに打ち明けていた。この熱意が関係者に届いての抜てき。配役の担当者は「無垢(むく)な少女の魅力と大人の女性の魅力を併せ持つ。日本版のアメリは彼女しかいないと直感した」とほれ込んでいる。

 昨年春に主演が決まってから映画を見たというまゆゆは「周囲とコミュニケーションが取れない不器用さ、妄想癖があることなど勝手に自分と重ね合わせていました」と感想。AKBで10年にわたり恋愛禁止を貫いてきたこともあってか、「恋に落ちた相手に徐々に心を開く様子など、うまく演じられるだろうかと妄想しながらドキドキしてます」と気持ちは日増しに高まっている。「作品のファンの方にも、少しでも認められ共感していただけるようなアメリ像を目指します」と意気込んだ。

 東京公演は5月18日〜6月3日、天王洲銀河劇場で上演。

 ▼「アメリ」 映画は01年4月仏で公開。監督ジャン=ピエール・ジュネ。主演はオドレイ・トトゥ。公開1週間で120万人、7月には800万人超を動員し、記録的なヒットに。不器用なアメリの日常と恋をチャーミングに描いた作風は「見る人みんなが幸せになる」と評判を呼んだ。日本でも同年11月に公開されヒット。クレームブリュレの表面をスプーンで割るシーンや、アメリの髪形をまねる人が続出した。ブロードウェーでは昨年4月に上演。

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2018年1月23日のニュース