「評議員会も礼欠いてる」志らく、貴親方処分に苦言「ズレてることに気付いてない」

[ 2018年1月5日 11:43 ]

落語家の立川志らく
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 落語家の立川志らく(54)が5日、コメンテーターを務めるTBS「ひるおび!」(月〜金曜前10・25)も出演。大相撲の貴乃花親方(元横綱、45)の2階級降格処分決定に物申した。

 元横綱・日馬富士の暴行事件を巡り、日本相撲協会は4日に臨時評議員会を開き、巡業部長として事件の報告を怠るなどした貴乃花親方の理事解任決議を全会一致で承認し、2階級降格処分が決定した。元文部科学副大臣の池坊保子議長は会見で、解任の理由として「著しく礼を欠いている」などとした。

 これまで同番組で相撲協会の姿勢について噛みついてきた志らくだが、この日も「相撲ファンはもっと抗議すべきです」と不快感を隠さなかった。「私は貴乃花親方を擁護しているけれど、行動がすべて正しいと言ってるわけでない」と前置きしたうえで、「加害者側と被害者側を比べたときに、なぜ被害者側の処分が重いのかということに対して怒っている」と憤慨。また池坊氏の「礼を失した」発言についても触れ「横綱の白鵬は行司にクレームにつけた。あんな見苦しいこと、礼を欠いている。日馬富士は犯罪を犯した。引退じゃなくて解雇だろと。そこを言っているんです」と語気を強めた。

 また「八角理事長が何度電話しても応答がなく、折り返し(の電話)を欠いていたのは著しく礼を失している」との解任理由にも納得できない様子で「理事降格ではなく、小言で済む話」とバッサリ。「評議員会だって礼を欠いている。7人のうち2人欠席して5人で決めて、こんな大ごと7人で決めなさい」「もっと世間の声を聞いたほうがいいと思います。ものすごくズレているということに気付いてない。自分たちが正しいと思っている」と苦言は止まらなかった。

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2018年1月5日のニュース