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続編に期待の声も…視聴率では分からない 視聴者が満足した2番組

フジテレビの連続ドラマ「刑事ゆがみ」に出演した浅野忠信(左)と神木隆之介
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 2017年のテレビ番組を振り返ると、バラエティーでは10周年を迎えた日本テレビの「世界の果てまでイッテQ!」が5月から6月にかけて8週間連続で20%を超える高視聴率を獲得し衰え知らずの強さをみせ、ドラマでは第5シーズンに突入した米倉涼子主演の「ドクターX 〜外科医・大門未知子〜」が最終回で25・3%と他を圧倒する今年放送されたドラマ最高視聴率を記録した。一方で視聴率は芳しくなかったが、視聴者満足度では大健闘した番組もあった。

 バラエティー番組の満足度で今年大きな飛躍をみせたのが「水曜日のダウンタウン」(TBS系水曜午後10時)。データニュース社(東京)が行うテレビ視聴アンケート「テレビウォッチャー」の満足度調査(対象2400人)によると、放送開始の14年からの推移は3・61(5段階評価)→3・53→3・57→3・81と17年で初めて高満足度の基準3.7を超えた。

 キーワードの一つが「インパクト」。12月20日放送分までで、最も高い満足度を記録したのは、この番組で再ブレイクした安田大サーカスのクロちゃんが登場した10月11日放送回。何度となくこの番組で“ドッキリ”を仕掛けられ、爆笑を生んできたクロちゃんが「寝たら起きない王決定戦」に参戦。泥酔し深い眠りについたことで、どんなことがあっても目を覚まさないどころか、無意識の中で突然泣き出したり、ベッドの下に潜り込みうめき声を上げたりなど、その異常な寝相ぶりが視聴者に大きな衝撃を与えた。

 視聴者の感想を見ても「クロちゃんが面白いを通り越して怖かった」(22歳女性)、「クロちゃんが怖すぎて、そのインパクトだけが強烈に残った」(38歳女性)、「今回のクロちゃんは、今までで一番怖かった」(44歳女性)など、笑いを越えて恐怖すら感じる視聴者が続出。強烈なインパクトおかげで高満足度につがるという、他の番組には見られない傾向をみせた。この快進撃は18年も続きそうだ。

 ドラマでは10月期に放送された浅野忠信主演の「刑事ゆがみ」(フジテレビ)だろう。視聴率は5%〜7%台とかなり低調だったのだが、満足度では3・85と、秋ドラマで「陸王」「コウノドリ」「ドクターX」などの高視聴率ドラマに続く4位につけた。

 最終回に寄せられた視聴者の感想では「シリアスの中にコミカルが織り交ざった面白いドラマだった。続編に期待」(36歳男性)、「とても良いコンビだったので、また続編を見たい」(37歳女性)など、“続編”を望む声が多く寄せられた。映画を主戦場としてきた浅野忠信と、子役から大人の俳優へと成長を遂げた神木隆之介という二人のバディは新鮮で、飽和状態だった“刑事ドラマ”に新しい風が吹き込んだ新鮮さがあった。

 “見やすさ”や、家族で楽しめる“安心感”を追求するばかりではテレビにこれからは頭打ちになるだろう。視聴者が満足できる作品を多く残すことこそ、テレビの未来を明るくする。

[ 2017年12月31日 09:05 ]

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