元宝塚の東小雪さん&増原裕子さん 同性パートナー解消「非常に重い責任を感じております」

[ 2017年12月26日 21:46 ]

渋谷区役所で交付された「パートナーシップ」証明書を手に、笑顔の増原裕子さん(左)と東小雪さん
Photo By 共同

 13年3月に同性結婚式を挙げ、話題になった元宝塚歌劇団花組男役の東小雪さん(32)と増原裕子さんが26日、パートナーシップを解消した。それぞれの公式サイトで発表したもの。

 連名で「大切なご報告」として「この度、約6年半の関係にピリオドを打ち、離婚するという選択をいたしました。昨日12月25日、渋谷区にパートナーシップ証明書を返還いたしました」と報告した。

 2人は13年3月、東京ディズニーシーで初の同性結婚式を挙げ、15年4月にはに日本初の同性パートナー条例が渋谷区で可決され、2人は交付第1号カップルとなった。

 それから2年半。「このような結果となってしまい、皆さまのご期待を裏切る形になってしまったこと、応援してくださっていた皆さまに対して大変申し訳なく、自責の念でいっぱいです。本当にお詫びの言葉もございません。一生を共にするという誓いを守れず、たくさんの方々に残念な思いをさせてしまうことが本当に悔やまれます」と支えてくれた人々に謝罪した。

 また、「現在日本のLGBTをとりまく環境が、日に日に改善している中で、私たち個人が出したこの結論が、その流れに水を差すことになってしまわないか、その懸念についても、慎重に話し合ってきました。非常に重い責任を感じております。その上で、ふたりでじっくり話し合い、今回の決断をいたしました」とし、パートナーシップの解消に至った理由を「時間の経過とともに、ふたりで様々な経験をし、試練を乗り越える中で、パートナーシップにも緩やかな変化がありました。それぞれの活動や仕事が増えていく中で、時間のすれ違いが生じてきて、また価値観の違いから、ふうふとして見たい将来にも少しずつすれ違いが生じるようになりました」と説明した。

 それでも「私たちはふうふとしてパートナーシップを継続することは難しいけれど、お互いを人生の中で得た大切な存在として、親友として、大切に思い、尊重しあえる関係でおります。活動や仕事の場面ではこれまでと変わらず、支え合い、協力していきたいね、と話しています。これからも良き相談相手として、自由と平等、多様性社会の実現を求める仲間として、お互いの人生に関わっていこうと思っています」と、今後は“仲間”として支えあうと報告している。

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