岡田結実 NHK初ナレーション ロボコン高専生から刺激「尊敬」

[ 2017年11月25日 17:00 ]

「ロボコン30年 笑って笑って笑って泣いたロボコン秘話」のナレーションを務める岡田結実(C)NHK
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 タレントの岡田結実(17)が25日放送のNHK総合「ロボコン30年 笑って笑って笑って泣いたロボコン秘話」(後11・35)のナレーションを務める。

 ロボット日本一を決める「ロボコン」。高専ロボコンは今年30年。ロボット作りに青春を捧げたOBたちは、今どこで、どのような人生を過ごしているのか。応援団長の俳優・哀川翔(56)が訪ねる。

 語りは岡田と、高専ロボコン第1回大会の司会を担当した元NHKアナウンサー・徳田章氏(65)。岡田がNHKでナレーションを務めるのは初となった。

 収録を終えた岡田は「アナウンサーではないので、うまくできるかどうかは分からなかったんですけど、“自分らしさ”というものを忘れずに頑張れたらなと思い、現場に来ました。声を掛けてくださったきっかけを考えると、私の元気な感じが大事だと思ったので、そこをちゃんと表現できたらなと。でも、ちょっと緊張してしまって、最初はおしとやかな感じになっちゃいましたが、徐々に自分らしさが出たんじゃなかなって思います」と手応え。

 ロボットを作る同世代の高専生からは「未知の世界というか、尊敬することばかりです。好きなことでも、突き進めていけば、たまに嫌いになっちゃうときってあると思うんですけど、それに背を向けず、しっかりと向き合っているところは真似できるように頑張りたいという気持ちになりました」と刺激を受けた。

 「今回のお仕事を頂いたのがきっかけで、ロボコンのことを知ることができました。こんなにも同世代の高専生の方々が自分の好きなものから逃げずに、どんどん研究に突き進めていくっていうのは、私自身も簡単に真似できないことですし、ナレーションをやりながら、色々と感じることもありました。ぜひ視聴者の皆さんにご覧いただいて、一緒に感じていただきたいのと同時に、心配はありますが、私のナレーションも注目していただいて、聞き心地が良ければ、うれしいです。一緒に、ロボットの魅力を感じられたらいいなと思います」と呼び掛けている。

 高専ロボコン全国大会は12月3日午後3時5分からNHK総合で生中継される。

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2017年11月25日のニュース