気になる紅白「節目組」の来年以降 エレカシ、三浦大知、Hey!Say!

[ 2017年11月25日 10:15 ]

NHK紅白歌合戦出場歌手発表会見に臨んだエレファントカシマシの宮本浩次
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 NHK紅白歌合戦の出場者が発表された。今年も目立ったのはデビューからの「節目」を迎えた初出場組。デビュー30周年のエレファントカシマシ、20周年の三浦大知、10周年のHey!Say!JUMPがその「節目組」にあたる。

 気になるのは「節目組」の来年以降の出場だ。以前は1度紅白に出場すると、次は連続出場を目標にすることが多かった。ベテランの音楽関係者は「紅白に出なくなると、歌手として“終わった”ように見られるのが怖かった。1度出たら2度、3度と必死になってNHK側にアピールしたものだよ」と振り返る。

 しかし、最近はメモリアルイヤーに出場した後、それきりになるケースばかり。歌唱やパフォーマンスがどんなに好評でも、続けて出場することはほとんどなくなった。多くの歌手やアーティストたちにとって、紅白は目指す場ではなく、思い出作りの場のひとつになってしまったように見える。

 大物歌手でも「緊張する」と語る大舞台。1度では味わえない充実感や達成感、出演回数を重ねたからこそ見えてくる景色もあるはず。今年の「節目組」には来年以降も出場を目指し、紅白を盛り上げてもらいたい。

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2017年11月25日のニュース