ケツカッチン高山 新著帯は同期・宮迫「一線を超える、いや一千冊は超える」

[ 2017年11月20日 15:15 ]

新著「通天閣さん 僕とママの、47年」をPRする高山トモヒロ(右)と次女・光永
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 漫才コンビ「ケツカッチン」の高山トモヒロ(44)が20日、自伝的小説「通天閣さん 僕とママの、47年」(20日発売)の出版記念、舞台化を発表。タレントで次女の光永(ひなた、26)と2人で会見に臨んだ。

 高山が小学3年時に両親が離婚して家を出て行った母・秋子さん(15年2月死去)、1994年に25歳の若さで急逝した「ベイブルース」の相方・河本栄得との思い出など、自身の半生を綴った自伝的小説。2階ベランダから通天閣の見える大阪・日本橋の自宅を母が出て行き、桜宮高時代にJR京橋駅で偶然に再会するまで空白の8年間があったが「恨みも強かったが、芸人になってから陰ながら支えてくれて。自分が結婚し、親になって、亡くなる前に(母の)気持ちがよく分かった」と高山は語った。

 高山がずっと「ママ」と呼んだ秋子さんは、トレードマークが大きなサングラスで、派手な衣装で舞台を見に来てくれたそうで「こっそり見に来てくれたけど、すぐに分かった」と苦笑い。「自慢の母です。(破天荒な)母の生き方がなかったら、母の遺伝子がなかったら芸人にはなってなかった」と回想した。

 新著の帯は「雨上がり決死隊」の宮迫博之(47)にお願いした。今夏、不倫騒動で話題となった宮迫はNSC同期生。高山が帯に書かれた「不覚」の文字を「不倫」とわざと読み間違えて笑いを誘い、さらに「宮ちゃんが帯を書いてくれたおかげで一線を超える、いや一千冊は超えるでしょ」と騒動で宮迫の口にした“迷台詞”を引っかけ、また笑わせた。

 舞台「くもり時々雨、のち通天閣さん」は高山の著書を原案に製作。公演は12月8〜10日まで東京・神田の「神保町花月」で。高山の妻役を次女・光永が演じる。「おばあちゃんには喫茶店とかよく連れて行ってもらいました。カジュアルで…。大好きな存在でした」と光永。主演を告げられ「ビックリした。実の母親を演じれる役者さんは少ないので、ワクワクしてます」と意欲を見せた。

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2017年11月20日のニュース