テレ東「池の水ぜんぶ抜く」巨大肉食魚アリゲーターガー捕獲!大阪・寝屋川

[ 2017年11月20日 08:00 ]

テレビ東京「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦5」で、大阪府寝屋川市の山新池(太秦2号公園)から見つかった北米原産の巨大肉食魚「アリゲーターガー」(寝屋川市提供)
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 テレビ東京の人気シリーズ「池の水ぜんぶ抜く」の最新作「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦5」(26日後7・54)で、大阪府寝屋川市の山新池(太秦2号公園)から北米原産の巨大肉食魚「アリゲーターガー」が見つかり、捕獲に成功したことが20日までに分かった。寝屋川市が発表した。

 池の水を抜くだけの異色番組。外来種の駆除などを行い、池の環境改善を図る。今年1月15日に第1弾が放送され、第3弾(6月25日)で千葉県習志野市長から直々に依頼が舞い込むなど、放送を重ねるごとに反響を呼んでいる。第4弾(9月3日)は東京のド真ん中、日比谷公園の雲形池の水抜きに挑んだ。今回は大阪に初上陸。シリーズ史上最大となる10ヘクタール(東京ドーム約2個分)の面積を誇る山田池公園(枚方市)や、山新池(寝屋川市)が舞台になる。

 以前から世界最大級の淡水魚・アリゲーターガーが目撃され、懸念されていた山新池。9月には寝屋川再生ワークショップのメンバー約30人が地引網による捕獲を試みたが、失敗。そのリベンジとして、今回、番組に協力を依頼した。

 水抜きはバキューム車(10トン)や排水ポンプなどを使い、今月1日に開始。水位が下がった同3日、追い込み作戦を決行したが、うまくいかず。同4日、ボートの上から網を使い、ついに体長1メートル13のアリゲーターガーが捕獲された。

 寝屋川市まち建設部の水・みどり室は「市内には山新池をはじめ20カ所のため池があり、どのように美化・保全活動を進めていくかが課題。これを機に、さらに池の環境保全を進めていきたいと考えています」としている。

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2017年11月20日のニュース