大竹しのぶ ベッドシーン会見に疑問も「やったら面白かった」

[ 2017年11月20日 14:09 ]

ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」の製作発表に出席した大竹しのぶと風間杜夫
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 女優の大竹しのぶ(60)が20日、主演ミュージカル「リトル・ナイト・ミュージック」(来年4月8〜30日、東京・日生劇場)の都内で行われた製作発表に出席した。

 愛を求める男女の一夜を描くストーリーにちなみ、大竹は元恋人役の風間杜夫(68)と、ウエンツ瑛士(33)と蓮佛美沙子(26)がペアとなりベッドに入っての会見。大竹は「なんでベッドなんだろう。せっかくきれいなお洋服を着ているのに隠れちゃうと思ったけれど、宣伝の人の熱い思いに負けてやったら面白かった」と意外に気に入った様子だ。

 風間とは1987年の映画「青春かけおち篇」での共演から親交があるが、共演は舞台では初。それでも、「何十年ぶりという空白はなく、昨日まで一緒にいたお兄ちゃんみたい。隣にいても、ちょっと着替えるからあっち向いていてと言える不思議な関係」とあうんの呼吸を強調した。

 さらに、「何十年前から変わっていない。それってすごいね」と称えたが、風間は「ちょっとは成長しているよ」と苦笑い。そして、「しのぶちゃんは、カメラやお客さんの前ではちゃんとしているけれど、他はぐだぐだ。映画の待ち時間で一緒の和室にいたけれど、ほとんどゴロゴロしていた。よく寝られるなと思った」と、大竹の若かりし頃のエピソードを明かしやり返した。

 夫婦漫才のような2人のやり取りにウェンツは、「2人の掛け合いがうらやましい。こんな関係性を築きたい」とあこがれのまな差し。舞台もミュージカルも初挑戦となる蓮佛は、「大竹さんとの共演の、共と言われたくらいで出ますと言いました。稽古も含めて2カ月、お芝居をつくる過程を側で見られる。不安はありますが、打ち消すためにがむしゃらに頑張ります」と意欲を見せた。

 大竹も、3人とは舞台では初共演となるが、「今日の感じでいけば楽しそう。皆で支え合っていければ大丈夫」とアドバイス。そして、「一生のうちに忘れられない夜は、長く生きているので何度かあるが、舞台の上で毎日そう思えるように演じたい。これぞミュージカル、と思える楽しい作品にしたい」と気持ちを高めていた。

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