「夏空」ヒロイン広瀬すず 朝ドラは「憧れの存在」アニメーター役「絵はそんなに自信ない」

[ 2017年11月20日 16:20 ]

2019年前期朝ドラ「夏空」でヒロインを務める広瀬すず
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 NHKは20日、記念すべき100作目となる19年度前期の連続テレビ小説(月〜土曜前8・00)が「夏空」に決まり、ヒロインは女優の広瀬すず(19)が務めると発表した。広瀬は「100回というすごく大きな数字。ちゃんとプレッシャーを感じています。裏切らないように、また新しい風を吹かせられたらと思います。頑張ります」と意気込んだ。

 戦後の北海道・十勝、日本アニメの草創期を舞台に、戦争で両親を失った少女・奥原なつがアニメーターを目指す姿を描く。2003年後期「てるてる家族」に続き、朝ドラ2作目となる大森寿美男氏のオリジナル脚本。

 現在放送中の「わろてんか」、次回作「半分、青い。」、14日にタイトルが発表されたばかりの18年後期「まんぷく」に続く朝ドラ100作目。

 広瀬は「ヒロインに決まったよ!と聞いたのは昨日。(朝ドラは)憧れの存在で、同世代な女優さんからお話を聞いていたりするので、きっと大変なんだろうなと思います。まだ楽しみと思えるほど、時間も経ってなくて、どんな感じに自分はなっていくんだろうと。想像はついていません」と驚いた様子。

 「(昨日)お母さんにはスゴいことになったんだけど、今から聞くか、明日の夕方ニュースで見るかどっちがいいと聞いたら、今聞くと言われたのでメールで伝えました。(今日の)朝、直接会って伝えたら、スゴい喜んでくれて」。姉の広瀬アリス(22)には、まだ伝えられていないという。

 アニメーターという職業には「すごく繊細な世界なんだろうなという印象があります」。自身の絵は「なかなか難しいなと思う。土屋太鳳ちゃんに“愛され画伯”と呼ばれたことがあって、そんなに自信はありません」と照れ笑い。「もともと美術が好きなので、表現する魅力を知っていけたら」とした。

 北海道に対するイメージは?と聞かれると「あまり行ったことはなくて、2、3回、日帰りで。長くいたことがありません。今年の頭にものスゴい雪の積もっている場所にいって、ひたすら寒いという印象がああります。食べ物がおいしくて、自然があって、空気がおいしい。空気を思う存分、吸えたらいいなと。その中で私が演じるなつが大きくなったらいいなと思います」と語った。

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