豊島八段、王将戦挑戦者決定へ“M1” 渡辺竜王は一歩後退

[ 2017年11月8日 05:30 ]

 久保利明王将(42)への挑戦者を決める将棋の第67期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)の挑戦者決定リーグ戦は7日、東京都渋谷区の将棋会館で渡辺明竜王(33)―豊島将之八段(27)の1局を行い、豊島が99手で勝利した。無傷の4連勝。王将経験のある渡辺は2勝2敗で一歩後退した。

 7棋士の総当たり戦となる同リーグ戦で豊島の残り対局は2。この日まで1敗棋士はすでになく、他の6棋士は全て2敗以上を喫したため、豊島は13日の糸谷哲郎八段(29)戦、または21日の深浦康市九段(45)戦のいずれかに勝てば首位が確定する。久保王将との7番勝負は来年1月に開幕する。

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2017年11月8日のニュース