乃木坂46 初の東京D公演「みなさんの力を借りてもっともっともっとおおきなグループに」

[ 2017年11月8日 21:43 ]

 アイドルグループ「乃木坂46」が7、8の両日、初めて東京ドーム公演を行った。

 メンバー45人がステージ上に姿を現すと、観客5万人から地響きのような歓声。ヒット曲「制服のマネキン」でスタートし、西野七瀬(23)は「東京ドーム、最高の時間にするぞ」と勇ましく呼びかけ、汗だくでステージを駆け回った。

 デビューから5年8カ月でたどり着いた大舞台。桜井玲香(23)は「広い。記念すべきステージなので、みんな今年で一番、盛り上がってください」とあいさつ。12年のデビュー曲「ぐるぐるカーテン」やヒット曲「ガールズルール」「インフルエンサー」など、ボリューム満点の32曲を披露した。

 チケットは即日完売し、ステージ裏の座席まで解放。ドームの周辺には、漏れてくる音を聞こうと駆けつけたファンもいた。生田絵梨花(20)は「みんなの歓声が地鳴りのよう」と驚いた。

 白石麻衣(25)は「乃木坂に入って6年。つらいこと、悲しいこともいっぱいあった。東京ドームのステージに立てて、こんなにも素敵な景色が見られて嬉しい」と感激。年内で卒業する中元日芽香(21)と伊藤万理華(21)は最後のステージだった。

 ラストに「きっかけ」を歌うと、スタンド席にいる観客の一部のサイリウムが白く光り「乃木坂46 アリガトウ」の人文字。メンバーにはサプライズの演出だったため、生駒里奈(21)や西野、白石らが感激して涙を流した。桜井は「みなさんの力を借りてもっともっともっとおおきなグループになりたい」とさらなる飛躍を誓った。

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2017年11月8日のニュース