菅田将暉 過酷ボクシング撮影で体中が発熱「高熱ボーイでした」

[ 2017年10月21日 13:48 ]

映画「あゝ、荒野」後篇の初日舞台あいさつを行った菅田将暉
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 俳優の菅田将暉(24)が21日、主演映画「あゝ、荒野」後篇(監督岸善幸)の初日舞台あいさつを都内で行った。

 寺山修司唯一の長編小説を2部作で映画化した完結編で、プロボクサー役の菅田は増量してから絞って筋肉を付ける肉体改造をして撮影に臨んだ。試合のシーンは5日間続けて行われる過酷なもので、「その時の僕を見た(対戦相手役の)山田裕貴が“人を超えたね”と言っていたので、これが人を超えるということなのかと思った」と振り返った。

 さらに、「全部撮り終わった後に、風邪でもないのに体が高熱を持ったので、普段の役者業以上に体を使ったんだなと。その頃、“地味にスゴイ! 校閲ガール。河野悦子”というドラマを撮っていたけれど、校閲ボーイじゃなく高熱ボーイでした」とジョーク交じりに述懐。岸監督も、「同じラウンドを何テークも繰り返すから、菅田くんは毎日世界戦を戦っているようでした」と称えた。

 主題歌「今夜」を手掛けた「BRAHMAN」のTOSHI−LOW(42)も祝福に駆けつけ、2人に花束を贈呈。同曲の一節を弾き語りで披露し、菅田に「この前、テレビで練習しているの見たよ。今度、ライブでやってよ」とリクエスト。菅田は苦笑いしながらも、「じゃあ、教えてください」と応じていた。

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2017年10月21日のニュース